紙をボコッと浮き上がらせる「浮き出し加工」は画像のような金属の版を使用して、圧をかけて紙を浮き上がらせます。
今回は弊社の加工職人Kさんに、加工する際に気をつけている点などを聞いてみました。
Kさん「気をつけているのは版に少し熱を加えて、紙をやわらかくしてから押すことですね」
──熱を加えなければどうなるんですか?
Kさん「固い紙の場合、圧をかけると紙が割れることがあります。調整が大変です」
──調整は浮き立たせる形や大きさ、紙によって違うのですか?
Kさん「そうです。形と大きさ、紙を見てその都度調整します。伸びる紙など、紙の特性は様々なので」
──伸びる紙? やわらかい紙ということでしょうか。
Kさん「やわらかいとはちょっと違うんですよね〜。伸びる紙というのがあるんです。フフフ」
──色々ありそうです。
Kさん「浮き立たせたい形によって、合う紙、合わない紙があります。この紙なら綺麗に加工できるとは一概に言えないんですよ。合わない紙を使うとせっかくの浮き出しが戻ることもあります」
──なるほど、紙を選ぶって難しい! 印刷物に加工したいときは、まずは相談したほうが良さそうですね。
Kさん「そうですね! この大きさでこの形を綺麗に浮き立たせたいけど、どんな紙が合う? といった感じで相談してもらえたら同人誌担当がお答えします」
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西村謄写堂では経験豊富な職人が加工しますので、お気軽にご相談ください。
余談ですが伸びる紙についてKさんと同人誌担当が「伸びる紙ってあるよね」「あるある」と頷き合っていました。
紙は千差万別ですね。
以上、浮き出し加工の話でした。

